Vol.31
4匹飼っているうち、1匹だけ他の猫と仲良くなりません。他の3匹は仲良くリビングで寄り添って寝たり、同じ食事を食べるのですが、その1匹だけはみんなで寝ようとしないし、食事も別のものを食べたがります。時々おやつをあげるのですが、それも食べません。
その子だけ、お店で購入した猫(他の猫はすべて拾ったり、貰ったり)なのですが、猫にもそういった自分の立場が分かったりするものなのでしょうか?また、その子は1匹でいても、寂しくないのでしょうか?ちなみに、その猫が一番古くからいる猫で、唯一の男の子です。
回答
ヨーダくん、他の子たちは自分と異質のものだと思っていて、異質なものは徹底的に無視しているのですね。敵対する、というより「いないものとみなしている」ような感じがします。ひとりだけペットショップで買われたのだということですが、そういう「出身の違い」が常に影響を及ぼすとは限りません。しかし、多分この子の場合はもともとの性格が作用しており、明らかに自分と他の子たちとは違うと感じているのです。いまのところそれで孤独感というのは出ていませんでした。元来、他人とあまり交わらない性分で好き嫌いもはっきりしているので、本当は一人っ子のままでいたかったのかもしれません。ミツヲさんと二人きりでいたかった、というようなふうにも出ているのです。自分のほかにいろいろな猫が増えて「こんなの連れてきやがって」みたいに思っている感じです。が、そのことでミツヲさんに腹を立てているとか悲しんでいるなどとは出ていません。何だか「しょうがないな全く」と思っているようなのです。
ただ、今のような状況がずっと続くのではなく、2,3年後に何かの形でヨーダくんに変化が訪れる可能性も出ています。おやつを食べない、というのは「好き嫌いがハッキリしていて、イヤなものは絶対にイヤ」という性格の現れです。おそらく彼なりの好みがあるのでしょうから、ヨーダくんの好きなものを探してきてそれを出してあげれば食べるはずです。この子は反抗しているのではありません。ただ、自分にとってNGなものには絶対に近寄らないという性格、もしくは体質といったほうが良いかもしれませんが、それが働いているのです。同じようにペットショップで買った子が一緒にいても「合わない」と思えば同じようになったでしょうし、たとえ兄弟がいても育つにつれて「合わない」と感じるようになれば同じ状況になったでしょう。
こういう子には徹底的に合わせてあげるしかないのです。可愛がってあげようと思ってあれこれやっても、本人がそういう気分じゃなければ別に喜ばないと思います。その代り向こうから寄ってきたら忙しくても無理してでも相手をしてあげるのが良いでしょう。こちらが構ってあげなくても別に悲しんだり怒ったりせず「あ、そうですか」みたいになりますが、やはり要求には応えてあげたほうが信頼関係が強化されます。ヨーダくんはおそらく一人っ子として飼われていても常にベタベタするようなことはなく、かなりマイペースで行動していたと思います。
やはり動物も人間も同じようなものだ、人間にもそういうタイプっているなあ、と今回も感じました。わがままにもいろいろあって、まず自分の要求を相手に押し付けるタイプがあります。これはわかりやすいですね。私はこうなんだからああしてよこうしてよ、そういうタイプです。そのほかに「私はあなたに合わせませんけど、あなたも別に私に合わせなくて結構です」というのもあります。こちらは「わがまま」でなく「マイペース」と呼ばれたりもします。気に食わないことがあっても怒ったり文句を言ったりせず淡々としているので、当人がどう思っているのか、不満があるのか本当にそれでいいのか、周囲にはわかりにくいというタイプです。無理やりこちらに合わせろ、と言われたとしても反抗せず「合わせるふり」くらいするかもしれませんが、心の中ではどうでもいいと思っているのです。
ただ、基本的に動物には我慢はできても「ふりをする」というのができません。心の中でどうでもよいと思っていれば態度にもそれが現れます。ヨーダくんの場合、我慢しているのではなく「しょうがないなと思って無視している」のですね。
鑑定者紹介
碧海 ユリカ (あおみ ゆりか)
慶応義塾大学大学院文学研究科修士課程修了
潮島郁幸に西洋占星学を師事する傍ら独自のタロットカードリーディングを研究、「運」より「意識」を重視し、深い洞察と直観により幅広い分野における的確かつポジティブで元気が出るリーディングに定評がある。(大の猫好き!)
●ホームページ http://www.eureka-aomi.jp/
●ブログ
http://ameblo.jp/eurekamoureuse/
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