2010年12月21日

vol.23

Vol.23

柴犬の仔太郎と猫のニーナと新入りのトイ。
三匹の内心は?

●飼い主:リンさん 女性
●愛犬:仔太郎 2才 男性
●愛犬:トイ 2才 男性
●愛猫:ニーナ 1才8ヶ月 男性
コタニS’Fightful Days
http://kotaro-nina.a-thera.jp/

柴犬の仔太郎と猫のニーナは赤ちゃんのときから育ったので、大の仲良し。喧嘩遊び、追いかけっこ、寝るの。全部一緒です。 そこに、わけあってやってきた新入りのトイフォックステリア。最初は心を開いていなかったけど、最初に人間、次に猫に心を許し徐々に家族の一員になってきました。先住犬ともだんだん仲良くなってきました。
一見問題なさそうですが、三匹が、内心どう思っているのか気になります。特に、トイのしつけタイムは仔太郎がやきもちやいてるのが伝わってくるので、少し気になります。

ニューフェイスのトイ君は仔太郎君にはかなり気を遣っています。
今後どんどんフレンドリーになってゆくかも。


回答

まず、ニューフェイスのトイ君ですが、やはり仔太郎君にはかなり気を遣っていますね。もともと自分の立場をかなりわきまえていたように出ています。来たばかりの頃はさすがに多少の敵対心もあったのでしょうが、次第に「仔太郎くんは先輩なのだ」とわかるようになり、今では何となく先輩を立てて自分が出過ぎないように気をつけているような感じがします。頭がいい子なのでしょうね。状況に応じて現実的な考え方ができるのだと出ています。そのように気を遣ってストレスになるのではと心配かもしれませんが、カードによるとトイ君にとっては明らかにこのおうちに来る前のほうが苦しかった、ここで暮らせて楽になったようです。もちろん、本人(本犬)もそう感じています。

一方、ニーナ君に対しては「自分が振り回されていると思っている」と出ました。何となく、ニーナ君の言うとおり?に相手をしてあげているようなふうでもあります。よくわからない子だし年下だけどここでは先輩だから、とこれもやっぱり自分の立場をわきまえてのことなのですが、だからといって「イヤイヤ」しているのでもなさそうです。

ニーナ君のほうは、、とりあえず遊び相手が増えたと思っているそうです。いろいろ仕掛けてみてどういう子なのか知りたい、というのと「自分とどっちが強いのか確かめたい」という気持ちがあり、尚且つ「失礼なことがあれば許さない」と思っているとも出ています。その時々で態度はいろいろに変わりますが、要するに気分で動いているわけです。仔太郎くんに気を遣ってトイ君との距離をおいているわけでもなさそうですが、ニーナ君にとってはやはり仔太郎くんのほうが一緒にいてたのしいし楽なのですね。しかし、これは段々に変わってくる可能性があります。トイ君に対して今よりもっと気を許すようになってくるのではないか、と思います。一見はトイ君のほうが気を許していないようであっても今では逆なのです。トイ君は相手に合わせるタイプですから相手が変わればトイ君もそれに合わせて変わるようになります。

そして!仔太郎くんですが、この子は強いですねえ。仔太郎くんのことはやっぱり「何?コイツ」「いつまでいるんだろう?」などと思っているようです。だからといって追い出そうとかそこまでの気持ちはありません。彼なりに「我慢」もしているようなのです。もっとも、まだ完全に「自分と同じ家族の一員だ」という認識が持てていないし、ご家族にトイ君が構ってもらっていれば当然「ムカつく」気持ちも生じるのでしょう。だんだんに「こいつはずっといるんだな」とわかるようになってきます。そうなる頃には「別に心配するほどのことじゃなかったな」というふうに思えるようにもなってきて、今よりもずっとフレンドリーになってくると思います。

これもトイ君の性格のおかげですよね。仔太郎くんに認められるまではそれなりに気を遣って距離をおいているので、大きなトラブルに発展しないで済むわけです。これも、ニーナ君の場合と同じで、トイ君は仔太郎くんが自分をどう見ているかよく観察してそれに合わせているのです。

ポイントカード:12 hanged man

「吊るされた男」のカードは、一言でいえば「忍耐・我慢」を表します。ニーナ君には出ませんでしたが、ワンちゃんたちにはそれぞれこのカードが出ていました。置かれた立場や性格は違いますが、ふたりともそれなりに我慢しているのですね。ただ、このカードの「我慢」とは「イヤイヤ耐え忍ぶ」という意味とは限らず、「じっと待つ、静観する」ようなニュアンスもあります。トイ君の場合はこちらのほうだと思います。


メッセージカードは「prince of disc」、前回はディスクのキングが出ましたが、プリンスのほうがやや軽快なイメージがあります。両方とも基本的には「現実的な性格」を現しますが、プリンスのほうはより行動的で器用で要領が良い、というところが相違点です。トイ君のリーディングをしたときにこのカードが繰り返し出ました。もともとの性格なのか、環境によってこうならざるを得なかったのか、とにかく自分のおかれた状況や立場をみきわめることによってうまく生き抜力のある子です。その反面、吊るされた男が出たり「こうしなくては」という義務感のカードが出たりすることを考えると、慣れ親しんでいるようには見えても本当に底の底から心を開く・気を許すというのはなかなかできないような感じもします。これは時間がかかるでしょう。

動物は人間のように表情がハッキリしていない上に人間の言葉を話してくれませんからなかなか私たちにはわからないのですが、周囲の状況を彼らなりに感じ取っているのです。人間の家族の間で揉め事や対立があればその波動を感じ、場合によっては「受けて」しまいます。言葉でコミュニケーションできない以上、私たちにすれば「適当なことを言って取り繕う」とかウソをついて誤魔化す、ようなことができないわけですね。となれば、私たちも動物の前では知らぬ間に正直な気持ちになっているはずなのです。人間が相手だとなかなかできないようなオープンな状態でいられる、駆け引きも損得もなくただ愛情だけを感じていられる、これはもうとんでもないくらいの恩恵だと思うのですが、こちらのそういう状態を彼らもまた感じ取るわけです。今回のトイ君のような性格の子も時々いますが、このようにこちらが本当に心を開いて接していればそれに応じて彼らも心底オープンな状態になってくれるでしょう。



鑑定者紹介

碧海 ユリカ (あおみ ゆりか)

慶応義塾大学大学院文学研究科修士課程修了

潮島郁幸に西洋占星学を師事する傍ら独自のタロットカードリーディングを研究、「運」より「意識」を重視し、深い洞察と直観により幅広い分野における的確かつポジティブで元気が出るリーディングに定評がある。(大の猫好き!)


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ニックネーム アセラ事務局 at 14:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする