2011年04月04日

Vol.27

Vol.27

散歩が嫌いなペペ。どのように接してあげれば、ペペは喜ぶのでしょうか?

●飼い主:ちわっぺさん 女性
●愛犬:ペペ 1歳10ヶ月 男性
チワシー ペペ
http://chiwashee-pepe5262.a-thera.jp/

昨年の6月2日。 友人の勤める動物病院の前に捨てられていた、ペペを譲り受けました。 友人曰く「虐待されていたような痕はない。むしろいいもの食べてたのかなー太ってるし」と、言われました。 家族にはとても慣れましたが、いまだに散歩は嫌いです。 外に出ても震えて歩きません。 他の犬が近づいてきても、目も合わせず逃げます。 小型犬なので、無理に散歩はさせなくても良いとは言われましたが・・・ 今後、どのように接してあげれば、ペペは喜ぶのでしょうか? 捨てられたという心の傷は癒されてるでしょうか?

まずおうちの中で伸び伸びさせてあげるのが一番です。
捨てられた事に関しては全くと言っていいほど心の傷になっていません。


回答

ペペくんはよいおうちの子にしてもらえて幸せですね。捨てられる前の生活についてみてみると、確かにいわゆる虐待は受けていません。おそらく、本当は動物を飼ってはいけない環境の人がこっそりとこの子を飼っていて(たぶん、相当狭い部屋だったと思います)、近所に泣き声が聞こえないようにその中で更に閉じ込められていたりしたのだと思います。まあ、これも虐待と言えば虐待になってしまうのですが、それ以外の点ではかなりかわいがられていたようです。無理やり飼ってはみたもののやはり限界だと思って動物病院の前においていったのでしょう。そういう所を選んだのも前の飼い主のせめてもの愛情だったのだと思います。

もともと用心深いところのあるペペくんですが、外を怖がってしまうのはまず「慣れていない」という点が大きいようです。狭いところに閉じ込められて不自由だったにしろ、生まれてからずっとそんな環境にいれば「こういうものだ」とある程度は慣れてしまいます。しかし、他の犬とか外の世界についてはおそらく「未知」だったのです。元来の用心深さに加えてこの環境要因がますますペペくんを神経質にさせています。お外も他の犬もペペくんにとってはただ「わけのわからない怖いもの」なのです。

ですから、まずおうちの中で伸び伸びさせてあげるのが一番です。カードで見ても現在のところ明らかに外には出たがっていません。小型犬でもあるからでしょうが、この子は「インドア派」「おうち派」だと考えてよいと思います。外に連れ出す場合もリードをつけてお散歩形式ではなく、バッグに入れて抱っこするなど工夫してみてください。守られている感覚があれば多少のお出かけは大丈夫でしょう。獣医さんのおっしゃるようにお散歩の必要がないのであれば無理にさせないほうがよいのでは?

捨てられたという事実に関しては全くと言っていいほど心の傷になっていません。前の飼い主が嫌だったわけではないのですが、捨てられてから拾われるまでの時間がかなり短かったようなので、その間に寂しい思いをしないで済んだことが理由の一つです。また、せまいところでずっと一人でお留守番しなくてはならない生活より捨てられた後の生活のほうが(動物病院にいた時期も含めて)明らかに楽で幸せだったためでもあります。ですから、捨てられていた=心の傷=戸外を怖がる、という図式で考えないようにしてくださいね。おうちの中で可愛がってあげるのがこの子にとってはベストです。

ポイントカード:12 hanged man (逆位置)

いわゆる「吊るされた男」のカードの逆位置は、一言であらわすと「動きたくても動けない状態」を示します。これが捨てられる前のペペくんの生活を象徴しています。
しかし、ほかに虐待を現すようなカードもなく、飼い主のところにもやはり「外からの圧力でやむを得ず」というものが出ただけで放置したりいじめたりしているものは見えませんでした。同時に本質を現すところに「wand 9」が出ました。これは「用心深さ」を示しますし、その状態に適応しているとも読めます。


メッセージカードは、disc 4 (逆位置)。これは「自分を守る傾向が強い」「内向きである」等というふうに読めます。現在のペペくんの状態を示しています。やはりそのほかに不満や悲しみなどを現すものが皆無だったので、ペペくんは今の生活にかなり満足していることがわかります。が、このdisc4がバーンと出ているからには「戸外はイヤ」「知らない犬はイヤ」なのに違いありません。子供ならこれから学校に行ったり社会に出たりしなくてはならないので、何としても外に出して他者とかかわらせなくてはなりませんが、幸いペットならそういう必要はありません。本人(犬)が望まないなら無理して外に連れ出さないほうがストレスにもならず、かえってこの子の幸せのためになります。

親の価値観を子供に押し付け、子供に良かれと思って全然良くないことを望んでしまうというのは珍しくないことですが、どうも私たちは動物に対しても同じことをしてしまう傾向があるようです。

こうすればこの子はもっと楽しめるだろう、そう考えるからに違いないのですが動物のほうからみれば「余計なお世話」だったりするのかもしれません。かくいう私も、窓越しに遊びに来る近所の(多分)ノラ猫と「お友達になってもらいなさい、せっかくきてくれているんだからもっと感じよくしなさい」とうちの猫を説得しようとしたことがあります。当人(猫)は大迷惑だったようで、その子が来ると窓越しに威嚇して撃退していました。本人が嫌がっていなければ全く問題ないのですが、嫌がる場合はちょっと考え直してみたほうがよいと思います。

上記したように、お仕事をする犬などは別として、家庭で暮らすペットは社会性を身につける必要もないのです。人様にご迷惑をかけないためのしつけは必要ですが、そうでなければ基本的に好きなようにさせてあげていいんじゃないかと私は考えています。



鑑定者紹介

碧海 ユリカ (あおみ ゆりか)

慶応義塾大学大学院文学研究科修士課程修了

潮島郁幸に西洋占星学を師事する傍ら独自のタロットカードリーディングを研究、「運」より「意識」を重視し、深い洞察と直観により幅広い分野における的確かつポジティブで元気が出るリーディングに定評がある。(大の猫好き!)


●ホームページ http://www.eureka-aomi.jp/
●ブログ  http://ameblo.jp/eurekamoureuse/

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ニックネーム アセラ事務局 at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする